drupa 2024 出展情報
2024年04月17日
株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、KOMORI)は、ドイツ・デュッセルドルフにて開催されるdrupa 2024に出展します。
開催概要
開催期間:2024年5月28日(火)~6月7日(金) 計11日間
開催時間:10:00~18:00(土日は ~17:00)
会場:ドイツ・Messe Düsseldorf ホール15 E02
出展テーマ:Connected Automation
印刷業界は、原材料の高騰、人手不足、そしてサステナビリティへの取り組みなど、多岐にわたる変化に直面しています。KOMORIは、パーパス「プリントテクノロジーで社会を支え感動をもたらす」のもと、これらの課題に立ち向かうべく、「Connected Automation(コネクテッド・オートメーション)」を提唱します。
印刷工場内の全ての機器をつなぎ、生産現場の見える化、自動化、整流化を実現。これにより、工程全体の最適化が図れ、生産性と収益性を極大化します。そして、環境配慮型の印刷機、自動化された品質検査やロボット物流、省エネルギー化と損紙低減技術。これら全てが、人と環境に優しいスマートファクトリーの構築を推進します。
KOMORIブースでは、省電力かつ操作性の高いインターフェースに刷新されたオフセット印刷機の新モデル リスロンGX/Gアドバンス EXエディションと、圧倒的なスピードとパフォーマンスで世界最高クラスのROIを実現する 、B2枚葉UVインクジェットデジタル印刷機 J-throne 29を、drupa 2024で初披露します。その全貌を皆さまの目でご確認ください。隣接ブースでは、後加工業界をリードするポストプレス・アライアンス 6社が出展しており、KOMORIブースとの連携にもご注目ください。
プリントテクノロジーは進化し続けます。プリプレス、オフセット、デジタル、ポストプレス、全てをつなぐ技術を持つKOMORIが、印刷会社の時間と環境を守り、クライアントの信頼を高める究極のソリューションを提供します。
出展機/コーナー紹介
●ブースマップ
●コマーシャル印刷ゾーン
Lithrone G37P advance EX Edition (GL-837P-A) H-UV L(LED)搭載A全判反転機構付8色オフセット枚葉印刷機
MBO K80 B1サイズコンビネーション紙折り機
MBO A80 スタックデリバリー
MBO CoBo-Stack パレタイジングロボット
AMR 自律走行搬送ロボット
KOMORIブースの一部を一般商業印刷のスマートファクトリーに見立て、印刷から折り、製本過程までを自動化し、印刷会社の生産性の改善や人材不足の問題を解決するソリューションを披露します。
情報を人の手を介さずリアルタイムに集約・分析し、最新スケジュールに落とし込むことで、各機器を最大限に活用して生産性を向上します。従来ベテランオペレーターが行っていた濃度や見当など印刷品質の判断や、人が行っていた「ものを運ぶ・積み替える」という重労働を、システムや協働ロボットに置き換えることで、さらに生産性を向上し、限られた人材をより付加価値の高い業務へ集中させることができる、それがKOMORIの考えるスマートファクトリーです。
印刷工程はリスロンG37Pアドバンスのオートパイロットが、重労働はパレタイジングロボットMBO CoBo-Stack、自律走行搬送ロボットが担い、全体をKP-コネクト プロで統括することによって実現するスマートファクトリーをぜひ体感ください。ポストプレス・アライアンスブースの出展機Hohner HSB 13.000との連携にもご注目ください。
●デジタル印刷ゾーン
J-throne 29 29" Sheetfed UV Inkjet Digital Printing Press Debut
片面毎時6,000枚の印刷スピードで、世界最高クラスのROIを実現するB2枚葉UVインクジェットデジタル印刷機 J-throne 29を drupa 2024にて初披露します。
片面時6,000sph、両面時3,000sphというクラス最速の印刷速度、そして新開発のUVインクによる幅広い印刷適性が、印刷業界におけるデジタル印刷の可能性を大きく広げます。オフセットとデジタルの双方の技術を持つKOMORIだからこそできるソリューションを、アプリケーションの印刷実演を通して、ビジネスにおける活用をご提案します。
●パッケージ印刷ゾーン
Lithrone GX40 advance EX Edition (GLX-740A+CC) UV搭載菊全判7色オフセット枚葉印刷機 ダブルコーター付
様々な印刷物の中でも、手に取りたくなる魅力的なデザインが求められるパッケージ印刷においては、差別化のために特色を使い、コーティング、疑似エンボスなどの付加価値を高める印刷手法が用いられています。これを実現するために、色の再現性などの厳しい要求に応える高い印刷品質の維持、生産性の向上、色替えなどの切り替えにかかる作業負荷の低減、用紙・インキの廃棄によるCO2排出低減が求められています。
印刷物の多品種小ロット化が進み、ジョブ切り替えの回数が増える中で、切り替え動作の効率化を図ることが課題解決のポイントとなります。
出展機 リスロンGX40アドバンスでは、ダブルコーターによるコーティングのバリエーションをはじめ、課題解決を支援するスーパーショートメイクレディ、スマートカラーなどのテクノロジーをご覧いただけます。サステナブルな印刷会社を支援する高品質/環境ソリューションをご提案します。
●KP-コネクトゾーン
KP-Connect スマートファクトリー・ミドルウェア
出展コンセプトである「コネクテッド・オートメーション」を体現するKP-コネクトゾーンでは、KOMORIブース内の各機器の稼働やCO2排出量などを全てリアルタイムで見える化(モニタリング)し、サステナブルなスマートファクトリーをご提案します。
KP-コネクトによるデジタル情報の集約が、印刷機のオートパイロット制御やAMR連携へとつながります。
ブースでは、技術スタッフが接続事例などの紹介や技術相談を行います。また、新しい製品、機能の情報や稼働データを活用するヒントなども紹介します。
●プリントテクノロジーゾーン
KOMORIが100年にわたり培った、様々なプリントテクノロジーをご紹介します。水と空気以外には印刷できるプリントテクノロジーは、最先端技術に活用される未来の技術です。KOMORIの事業の今をご紹介します。
・証券印刷
証券印刷機事業では、セキュリティープリントテクノロジーの革新を通じて、銀行券やハイセキュリティー印刷分野のためのソリューションを提供しています。最先端の技術を集結させたハウスノート(紙幣サンプル)を展示します。
・プリンテッド・エレクトロニクス(PE)
プリンテッド・エレクトロニクス事業では、需要が拡大する半導体や電子部品の製造において印刷技術を活用し、環境負荷や人的リソースへの負担を軽減します。多様な分野で活躍する革新的な次世代プリントテクノロジーを、サンプルと動画でご紹介します。
・オフセット輪転機
省エネルギーで高い生産性を発揮し、枚葉機の高級印刷品質を実現するKOMORIのH-UV L(LED)搭載 システムG38。驚異的な生産量を記録したお客様事例やシステムG38で印刷したサンプルをご覧いただけます。
・コモリ・シャンボン
グループ会社であるコモリ・シャンボン社では、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷から型抜きまで行うパッケージ向けインライン印刷機の設計・製造を行い、エンドツーエンドのソリューションを提供します。
●エコロジーゾーン
KOMORIは持続可能な社会を実現するため、2050年カーボンニュートラルの達成を目指しています。環境配慮型の印刷機械、装置・システムの開発を行い、環境負荷を低減するソリューションを提供します。生産性向上とともに、消費電力およびエネルギーコストの削減に貢献します。
●KOMORI-Kare & K-Supplyゾーン
KOMORI-Kare はKOMORI が培ってきたノウハウやナレッジをご提供することで、お客様の改善活動を見える化し、分かりやすくする新しい課題解決型サービスです。予防保全・アップグレード・サービス・資材提供等、様々な側面からお客様をサポートします。
●プリントギャラリー
世界中のお客様がKOMORIの印刷機で制作された、多種多様な印刷サンプルをご覧いただけます。
●シアター
KOMORIブースでは、特別感のあるシアターで皆さまをおもてなしします。ここでしか入手できない特別な情報や新機種の最新情報について上映しますので、ぜひご期待ください。上映スケジュールについては後日公開します。
drupa 2024 KOMORIブースでお待ちしています。次の100年に向けて走り出したKOMORIが皆さまを新しいステージへとお連れします。
◆予告動画はこちら
https://go.komori.com/show/drupa2024/teaser/
※展示内容は、都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。